レザークラフトをはじめました
一昨年、恩師でもあり仲人でもある、中学の恩師が亡くなりました。
もともと音楽の先生なのですが、手先が器用で美術の才能もあった先生は、美術も担当されてました。
私は、直接担任していたいたことは無かったのですが、音楽、美術、ブラスバンド部の顧問であった先生と接してきました。
たまたま、郷里が同じ鹿児島であったこともあり、卒業してからも深く交流させていただいてました。
その、先生から以前レザークラフトのブックカバーを頂いて、かれこれ25年ほど経ちますが、未だに大切に使わせていただいています。計らずこれが先生の形見の品となりました。
先生の生前、わたしもビーズや革組紐など少しずつクラフトにはまっていき、いつかレザークラフトを先生に教えてもらいたいと思いながら、先生が生きている間はそのチャンスもなく、来ていました。
で、仙台に転勤になって、震災復興の業務が2月に形がつき始めて、やっと土日休めるようになると、今度は福岡の時と違って、雪の中バイクに乗るわけにも行かず、仙台は福岡よりも田舎なので、行くところもなく。(てか、雪ばっかり降ってるし)
暇をもてあましていたところに、そろそろホワイトデーが来るなぁ・・・と。
長財布を新調したいなと思いつつ、早2年。レザークラフトの手縫いの長財布を見て、値段にビックリ。これって、原価なんぼやろ?
そんなとき、先生のつくったフックカバーをながめて、「これ、自分でもつくれるかなぁ?」
『仙台 レザークラフト 材料』でググってみると仙台にレザークラフトのお店を発見。これが、また、今の事務所から歩いて4~5分。
こりゃやるしかないだろと、ずぶの素人が独学でレザークラフトをはじめました。
まず最初につくったのがキーホルダー。
しかしこれは、革とはどういうものかさっぱりわからず、イメージだけでつくってしまって、大失敗。
無残な残骸となってしまいました。
ハラコという毛皮部分を使って、かっこよく仕上がるつもりだったのですが、ゴミと化してしまいました。
失敗の原因は作りが薄かったから。
はと目が効かない薄さと、はと目を打つ位置の関係やら、たぶんこの厚みだと3枚は重ねないとベルトループとしてはうまくいかない。
まぁ、やってみて初めてわかるものなんですけどね。
んでもって、2作目は基本通り、まずはキットを買って、スキルを上げることが必要と(あたりまえなんですけどね)、IDホルダーを作成。
しかし、キットをつくる前に、材料型にしてを別の革に写し取って、さきに、違うものを作成。
これが、また失敗。塩ビを革に付けるときに手縫いの糸を強く引きすぎたため、引きつってしまって正方形が崩れてしまいました。これまた、2作目はゴミくずとなりました。
3作目
これではいけないと、元のIDホルダーキットを作成。写真がありませんが、これはうまくいきました。初めて使えるものができました。(写真は後日にアップします)
4作目
小銭入れをつくってみようと思い立ち、これまた、キットを購入。こいつもまたまた、キットの革を型に、別の革にトレースして裁断。今度は、革の厚みに気をつけて、それから、糸を手縫いするとき、革の材質や柔らかさに注意して縫い上げました。
縫いまではうまくいったのですが、次の写真を見てもらいたいのですが、スナップの位置のセンターが左にずれてしまい、締めにくくなってしまいました。おまけに、締めると全体が歪んでしまいます。
まあ、これも経験ですね。あと、内蓋(開いたときの両側のフラップ)を縫うときに、接着すれば良かったのですが、そのまま縫い付けたため、閉じたときに真ん中に隙間ができてしまって、時々小銭がこぼれます。
この前もスーパーで小銭入れを出したら、開く前に隙間から50円玉がこぼれ落ちて、コロコロ~って(^_^;)
5作目
でもって、ホワイトデーが近づいてきたので、今度は本命の嫁へのプレゼントを。
いつも使っている免許証入れが古くなってきていることに気づいていましたので、免許証入れを作成しました。
名刺入れのように2つ折りにして。ただし、名刺入れのようにマチはとらずに、免許証とJRのイコカカードとちょっとしたカードが2,3枚入るものをと考えました。
そもそも、まだマチの入ったクラフトはまだつくったことがありません。
失敗できませんから、今度は綿密に型を起こします。
嫁のイニシャルがMなので、内側にMをデザインしてみました。
丸書きは、接着ボンドの蓋です。(^_^;)
ひとまず、型の設計が終わって、いよいよ型抜きします。
革は、佐藤強商店で購入した、少し厚手の赤いヌメ革です。これが端切れで買ったのですが、結構高かった。でも、ツヤも手触りもかなり高級。
ハートのくりぬきはあきらめました。
これは、後日ハート型の目打ちがあることが判明。
750円ほどします。
パーツはできましたので、トコノールで裏処理して、コバを磨き、必要に応じて白ボンドで接着してから菱目を打ちます。
菱目を打ち終わったら、一気に縫い上げました。
外側のポケットを追加しています。
このアールは一番大きなお皿を使いました。(ちょうど良い大きさだったので(^_^;)
ポケットは両側に配置しています。
縫い上げた内側はこんな感じです。あえて窓に塩ビシートは入れませんでした。かっちりサイズなので、窓が無くても免許証が落ちることはありません。つまりクレジットカードサイズで、名刺入れよりも小ぶりにつくっています。
両端のデベソのところにホックを付けて完成です。型お越しからこの状態まで、まるまる朝から夜の10時過ぎまでかかりました。(肩コリました)
じつは、本来ホックを付けるときは縫い合わせる前に、金具が見えないように内側に革に取り付けて縫うのですが、ホックの道具をまだ持っていないので、完成させてから佐藤強商店で、ホック付けの道具を借りて仕上げました。
ただ、厚手のヌメを3枚重ねた関係で、一番大きなホックになってしまって、かなり堅くなってしまいました。
それと、内側の革を一回り小さくして縫い付け、折れ目のところは縫わない形にしなければ旨く閉じません。そこに気がつかなかった(^_^;)
できあがってから理解しました。
そんなわけで、きれいにできていますが、いろいろ課題見えた作品となりました。
嫁曰く「なんやこれ? 暇なんか」だそうです。ただ、いらんとは言いませんでした。
6作目
ホックを付けるために佐藤強商店に行ったときに、豚革のクラック仕上げというちょっと変わった飴色の焦げ茶の大きめの革を買いました。ブックカバーでもつくってみようと思ったんです。豚革って牛革に比べて安いです。
さて、何をつくろうかと毎日、革をながめて居たのですが、ふと木綿のA4サイズのエコバッグが意外に重宝していて、いつも使っているのですが、もう少し、しっかりした作りなら良いのにと思っていて、この革でA4のエコバッグが作れないかと考えました。
A4の紙を当ててみると、なんとかギリギリA3プラスアルファーの大きさが長方形で採れそうな感じ。
それじゃぁって、とりあえず採り得る最大の長方形にカットしました。
でもって、休日に一気に仕上げてしまいました。
裏地は、100均ショップでジーンズの端切れがあったので、それをポンドで貼り付けました。これだと、広い面積を床処理しなくてすみますし、裏のボソボソが出ないですみます。
ところが、袋の部分を縫い上げたところで、ハンドル分の革がどうしても採れなかった。
いっそ別の革でやってしまおうかとも考えましたが、できれば同じ革で仕上げてしまいたい。
そこで、佐藤強商店に相談すると、100デシほどある同じ豚革をハンドル分切り売りしていただけることに。(普通はこんな売り方はしないそうです)
でもって、完成。
一番苦労したのが、底面のマチの部分。きっちり型も起こさず、見当で縫いはじめたので、何となくいい加減に折り目を付けながら縫い上げました。
まぁ、雑っちゅあ~雑ですが、所詮エコバックの代用のアッパッパーですから、全く問題ありません。
これが本当に重宝しています。
ただ、問題は革のサイズが底にマチをとった分、高さがちょっと足りなかった。
ま、困りはしないのですが。
先週、帰省したのですが父親がこれを見て、自分のウエストポーチをつくって欲しいと。
嫁からは、もうちょっと大きめも活かしたエコバッグなら使ってやっても良いと・・・。
いくつか、大きめの革を調達したので、また、暇を見て型を起こして制作したいと思います。
自分の次の課題は、カービングなんですが、それはいつになることやら。
※今日は風邪引いてお休みしてます。ノドが痛い(T_T)



















































































最近のコメント